2016年3月30日水曜日

東京戦 etc

TKbjリーグ2015-16シーズン 新潟アルビレックスBB Vs 東京サンレーヴス 戦について


井上聡人

今シーズンで引退するとは思えない出場時間を獲得得点。土曜日は打つシュート打つシュートことごとく外れてましたが、日曜日は1Qに放ったミドルシュート以降、スリー、ドライブ、フリースローと18得点の活躍。ディフェンスでもパプ・ムールとポジショニングの取り合いで身体をぶつけ合っている姿は、引退するにはもったいない姿。土曜日の試合前にOSG時代師事した中村和雄HCと長いこと談笑していたことが印象的でした。



池田雄一

今回の東京戦、怪我で出場できなかったわけですが・・・やはりいろいろと考えることがあると思いますね。それでもチームは、監督は、ブースターは彼の復帰を待っているし・・・レギュラーシーズン後6試合には間に合わないかもしれませんが、プレイオフで今シーズンプレイできなかった悔しさを表現してほしいですね。それに今回の井上選手の活躍もきっと彼にはいい刺激になったと思います。復活を期待しています。



師玉祐一

後で自宅でホームページ見て知ったんです(無知)が・・・彼って、アシスタントコーチ兼任なんですね。っていうか、メンバーチェンジやタイムアウト、ほとんど彼が支持を出していましたね。HCそのものっていう感じでした。



笑い!?

土曜日の試合終了後いつものセレモニーが始まり、中村和雄HCの話の途中で新潟ベンチ付近で起きた笑い。確か池田選手の怪我の話をHCがされてたころでしたね。突然の大きな笑い声でHCや選手、会場の誰もが注目してしまう結果となりました。中村HCの揚げ足を取ったのか?言葉尻捉えて笑ったのか?まったく違う話で笑った?のか内容は解りませんが・・・唯でさえチームと一部ブースターの間に溝のようなものが出来ているように感じられるのに残念です。



今週は、バイウィーク。疲れがたまっている時期ですから、しっかりと休養や怪我の治療に充て、次節以降のゲームの対策を練ってほしいですね。相手は最近上位チームから勝ち星を挙げている好調信州、そしてここのところ少し元気がないようにも感じられますが元新潟に在籍していた選手も多い群馬、レギュラーシーズン&ホーム最終戦は、岩手。どのチームも一筋縄ではいかないチーム。しっかりと準備しゲームに向かってほしいです。

2016年3月29日火曜日

東京@聖籠20160327

TKbjリーグ2015-16シーズン 新潟アルビレックスBB ホーム聖籠町町民会館 東京サンレーヴス を迎えての2戦目(日曜日)。



新潟 108 - 79 東京



1Q 東京・マレーのスリーポイントで先制。新潟は、リードのミドルを皮切りにパプ・ムールがゴール下を攻めポイントする。東京は、井上がミドルで返すもののパプ・ムールのゴール下や東京ターンノーバーからリードのシュート等でリード。東京は高さを生かしてフロウヴェウスがポイントするもエンジンのかかったアーノルドのミドルが決まり始める。東京も井上がミドルを決めて懸命に追いすがるものの、火のついたアーノルドは止められない。プラス公威のスリーも決まり、29-16で1Q終了。



2Q マレーがスリー及び突破力を見せポイントを稼ぐ。新潟は一旦タイムアウトで間を置き小松・加藤をコートへ。このQ気を吐いたのはライアン・リード。インサイドへはドライブしFTをもらい、リングから離れてはミドルシュートを決める。またゴール下にいるアーノルドへアリュープパスを決め調子の良さをうかがわせる。また本間投入で昨日同様、加藤&本間のPGコンビがいい相乗効果を生んでいる。東京は、フロウヴェウス・マックスウェルや井上がゴール下を攻めるが、新潟、アーノルド、リードのスリーが決まり、55-37と引き離す。



3Q 開始早々新潟・優樹の切れ味のいいドライブが決まる。その後もパプ・ムールのゴール下、公威のミドルが決まり、新潟猛攻を見せ東京は開始3分弱ノーポイント。要約、フロウヴェウスがゴール下を攻めファール&フリースローでポイントを得る。またマリーも連続してのドライブで追い上げムードをつくる・・・・が、ここから新潟の加藤が見せてくれます。小松がミドルシュートを放つもリングにはねられるそのリバウンドを加藤が飛び込みながらも死守。さらにもう一度小松が放つもはじかれ加藤へ・・・・三度目も小松?と思われたが最後には加藤自らがスリーを決めてくれました。その後も東京は、マリーがスリーポイントを決めるも、パプ・ムールの速攻からのレイアップ、リードのミドル、加藤のスリーが決まり30点差まで引き離す。終了間際にマックスウェルがダンクを決めるも81-54と新潟ペースのまま終了。

   


4Q 新潟・リードのミドルで先制。東京は、井上がドライブ・スリーと攻め込み意地を見せるマレー・新里・フロウヴェウスもポイントをあげるものの、公威やリードのスリーで追い上げを阻止する。オフィシャルタイムアウト明け、点差のついた新潟はまず仲西をコートへ幸先よく仲西がスリーを決めると武井・八幡がコートへ・・早いボール運びからリードがミドルを決めるとリードはお役御免。木村と交代。その後仲西が5ファールで退場になったものの優樹が入って、新潟のメンバーは、木村・優樹・武井・八幡・加藤というオール日本人のメンバー!東京は、マリーのスリーや高さを生かしたフロウヴェウスが決めるも点差は縮まらず・・・・逆に新潟は脚を使いパスをつなぎ木村がスペースを見つけドライブを仕掛ける。ファールにはなったもものフリースローを決めて初得点を決め、新潟が108-79の100点ゲームで勝利!!



MVPは、ライアン・リード。アーノールドの加入によりイイ意味で刺激を受けているリード。相変わらず欲しい局面でキチンとポイントをあげ、激しい当たりのゴール下でもリバウンドを取ってくれるのはうれしい限り。それに中村和雄HCがコメントでも仰ってましたが、優樹と加藤がディフェンスやリバウンドを頑張ったおかげでチームに非常にいいリズムが生まれて勝ちに結びついたと思います。


また個人的に初めて八幡選手のプレイを見ましたが、他の4選手に比べやはり堅かった・・・鹿方ないことだと思うにせよもっともっと貪欲にプレイを見せて欲しかったというのが感想。まぁ経験ですからね。

前節、富山に完敗。アーノルドや公威が完全に抑えられたことで今節はどういうフォーメーションを見せてくれるのかという期待もあったのですが、コレがっていうのは解らなかった・・・・が、しかし、優樹の頑張りと加藤&本間のコンビが非常に良かったことが何よりも収穫だったと思いますね。



それに東京にお付き合いせずに新潟は新潟のプレイに徹したことが何よりも良かった。

2016年3月28日月曜日

東京@聖籠20160326

TKbjリーグ2015-16シーズン 新潟アルビレックスBB ホーム聖籠町町民会館 東京サンレーヴスを迎えての一戦。




アップ時、パプ・ムール選手の左手肘、ぐるぐる巻きされたサポーターが目立つ、さすがにまだ完治はしていない様子。また、池田雄一がストレッチばかりをしてボールに触らない。結局この日の出場はなく、試合後のセレモニーで中村和雄氏が、再び怪我をしてしまった事を告げる。


新潟 91 - 63 東京



1Q パプ・ムールのゴール下で先制。つづけざまアーノルドがスリーを決める。開始早々新潟が5点のリードするが、東京・高橋のスリーを返す。新潟・東京それぞれがゴール下でポイントをあげる。東京のポイントゲッター、アンドレ・マレーには佐藤優樹がしっかりとディフェンスしている。東京は高さに勝るフロウヴェウスがゴール下でポイントをあげるも新潟は、パプ・ムールがゴール下で粘り、アウトサイドでは、アーノルド、リードらが外から射抜く。優樹を引き離すことのできないマーレーは隙を見つけて鋭いドライブを見せるが決まらず、逆に新潟がアーノルドからパプ・ムールへの抜群のアシストパスでポイントを加点する。その後、東京は新里のミドルやフロウヴェウスがゴール下で奮闘を見せるも公威のミドルやアーノルドのドライブ・ミドルが決まり21-12と新潟リード。



2Q 開始早々マーレーがドライブを見せる、マックスウェルが走りこんでのダンクやゴール下、マレーのスリーポイントで追撃を見せるものの、新潟はパプ・ムールのポストプレイやリバウンドからのシュート、リードのミドルやゴール下、アーノルドのスリーが決まる。その後もマックスウェルのスリーや新里のミドルが決まるものの、前節からアウトサイドシュートの確立の悪い公威は、ゴール下へのドライブを決めて見せ、アーノルドはスリーポイントラインより大幅に離れた位置よりスリーポイントを決めて余裕の表情を魅せ2Q終了。



3Q 井上聡人のミドルで先制。東京が早い展開に持ち込みマックスウェルがリバウンドからシュートやランニングシュートを決める。マーレーもゴール下でポイントをあげるが、ファールが目立ち始める東京に対し新潟は、慌てずリード、パプ・ムール、公威がフリースローを決め流れを渡さない。またディフェンスの隙を見てアーノルドが効果的なスリーを決める。東京と20点の差が開いたところで、リードは仲西に交代。東京は、井上・マーリーが空いたスペースをうまく利用しドライブを決めてくるが、新潟もポイントを重ね22点差をつけて3Q終了。



4Q 立ち上がりアーノルドがいきなりスリーを決める。東京も下田がゴール下でポイントをあげるもこのクォーターがら出場した加藤が持ち味を発揮、連続してドライブを決める。東京は、井上のドライブ、マーレーのフリースロー、フロウヴェウスのゴール下で追い上げる。新潟は24秒オーバータイムで攻め手を欠くものの、堀田がゴール下でポストプレイを見せ現役復帰初ゴールをあげ会場が沸く。東京もビックマンの抜けた新潟のゴール下をフロウヴェウスやマーレーが攻めポイントをあげる。新潟は途中出場の本間がオフェイシャルタイムアウトを挟み連続でスリーを決め存在感を示す。加藤も負けじとゴール下へ飛び込みリバウンドを取りシュートを決める。その後はどこか覇気のなくなった東京。マーレーがスリーを決めるも替わって入った新潟・木村&武井が速さを武器に展開。小松のスリー、仲西のミドルがさく裂し91-63で新潟の勝利。



           

MVPは、ウェイン・アーノルド。相変わらずの遠距離砲の威力は抜群。それに対し公威はなかなか確率が上がってこない・・・それでもインサイドにドライブを見せたりして調子を上げようと自分なりにリズムを変えているのがわかる。ディフェンスは、立ち上がりから東京・マーレーの動きを優樹が止めて見せ彼の持っている突破力を半減させたのは大きかったですね。また、PG4人の内、まず加藤と本間がそれぞれの持ち味を発揮してゲームを作っていった。二人が非常に良い相乗効果を生んでますね。まぁ加藤・本間、武井・木村に関しては、相手云々ではなくコートに立ったからには自分の存在(プレイ)を見せつけようという必死さが見えましたね。


           

また、詳しい内容は聞きそびれましたが、池田選手の怪我についても触れていました。内容的には厳しいことを言っていましたし、それを聞いていた池田選手の表情も厳しかった。また対照的に堀田選手が現役復帰して初得点をあげた事にも触れ、復帰させたのが誰でもなくHCだったわけですから、中村和雄HCがわざとなのかさらっと流したように言ってましたが、HCも嬉しかったと感じたんでしょうね。何気に印象的でした。

2016年3月25日金曜日

東京戦を前に

TKbjリーグ2015-16シーズン 今週末、聖籠町体育館で行われる 新潟アルビレックスBB Vs 東京サンレーヴス の一戦。

現在のところ 4位の新潟 と 最下位 12位の東京。戦前の予想から言えば新潟の勝利というのは見えているところですが、試合結果だけ見ると何気に健闘しているのが見えるんですよね。

東京で注意しなればいけないのは


#0 アンドレ・マーレー 

上背は188と大きくはないのですが、突破力のある選手というのが印象。bjリーグ個人ランキングを見ても得点部門では4位、スティール部門では堂々の1位につけています。波に乗せると怖い選手のようなので開始早々強めのディフェンスでたたいておきたい選手。



#32 ジョン・フロウヴェウス 

211センチのリバウンダー!パプ・ムールの怪我の回復次第という面もありますが、特にオフェンスリバントを相手に取らせないようにチームディフェンスを心掛けてほしいですね。



#10 井上聡人

今シーズン、埼玉から東京に移籍してきたビックマン。今シーズン限りでの引退も発表されましたね。東海大の黄金世代を担った選手。池田とのトラッシュ・トークも何気に楽しみにしている場面です。そういえば、井上聡人も中村和雄HCの門下生。見ごたえのあるプレイで楽しませてほしいです。


他にも、注意しなければいけない選手は多々いると思うのですが、勉強不足ですみません。個人的な印象としては、若い選手が多い・・HCの交代や選手の入れ替えなど多く勝てないゲームが続いていますが、若いチームだからこそ乗った時には勢いがでるチームだと思います。注意しなければいけない点だと思います。



迎え撃つ新潟は?

パプ・ムールの怪我の状況。前節疲れを見始めて不調だったリードやアーノルド、そして公威の調子、また彼らを生かすためのオフェンスフォーメーション。ポイントガード4人衆の出場機会はあるか?そういえば八幡選手のプレイは見たことがないのでそろそろ見れるのかなぁ等々と期待しています。

過酷な上位陣とのゲームが終了しての最下位東京との連戦。気の緩みを出すことなくスタートから新潟らしいゲーム展開で圧勝してほしいと思います。負けられない戦い?負けちゃいけない戦いですからね。



2016年3月23日水曜日

富山戦 etc

TKbjリーグ2015-16シーズン 富山グラウジーズ Vs 新潟アルビレックスBB 感想


3000人超 そして会場

以前にも何度かお邪魔している富山県総合体育センター。正直なところ舐めてまして、駐車場も余裕で止められるものだと思い12時前に会場に到着。係の人の誘導もなかったのでそのまま駐車場に入れたら・・・満車。立錐の余地のないとはこういうことをいうんだと・・・Uターンも出来ない状態でした。結局、土手?の方に誘導されて結構歩いちゃいました(汗)。駐車場はそんな状態ですから、会場もセレモニー時にはほぼ満員。そして開始の時間には満員でした。現在1位という成績が物語っているんだとおもいますが・・・非常に熱気溢れるブースターの皆さんで少々圧倒されました。応援しているチームこそ違いますが、秋田といい富山といい、満員の会場の雰囲気は非常に良いものだと感じましたね。




加藤竜太

PG4人の中で唯一出場した選手。城宝や田中健一選手のマークをしてましたが、非常に良いディフェンスを見せてくれました。きっとこれからの終盤戦にもこの活躍が生きてくるものと思います。ただドライブが得意なのはわかるけど・・遮二無二突っ込んでましたね。しかも、決まらなかったし・・・それでも、加藤竜太=ドライブっていうのがあれば今回のようにスリーポイントも決めることが出来ると思うし、彼の持ち味ですからこれからも続けてほしいですね。




池田雄一

やはり存在感を見せてくれました。相手選手も池田は病み上がりっていうのがあるのか、結構空いてる時がありましたね。そこで確実にスリーを決めるあたりはさすが池田という感じ。それでもまだ彼の巧妙さっていうのはまだ発揮されてなかったから、これから更に期待したいところです。また、今回もそうでしたが外国人とのマッチアップが増えるのかなぁなんても思いましたね。確か開幕前には1番以外すべてに対応するようにしていると言っていましたから、その辺がこれからの見せ場になるかもしれません。いずれにしても終盤戦の鍵を握るひとりだと思います。




富山・田中大地

イメージ的にはPGという感じはあったのですが、違ってましたね。正直なところ185の田中と193のアーノルドではミスマッチが生じてスコア的に取れるんじゃないかとゲーム開始時には思ってましたが、派手さはないもののアーノルドをキッチリと抑えたディフェンスは良いものをもっていると感じさせました。佐藤優樹にしてもそうだけど、ディフェンスは身長でやるものじゃないと感じさせる選手です。



富山・城宝匡史

やっぱり城宝は城宝だった・・(笑)うまいですよね。それに相手が嫌だと思うことを見事に決めてくる。今回の日曜日のゲームだって、1Qラストの2本プラスバスカンはほんと余計なスコアだったと思います。あれがなければ勝っていたんじゃないかと思うくらいです。
それにゲーム終了後のセレモニーでMVPの表彰があったようですが、プロ通算500試合出場試合を22Ptで獲得するところなどは流石です。しかもMVPの紹介の後、マイクを持ってブースターに向かい拍手を要求するところなどは、いかにも城宝。オレ様の雰囲気を演出し、表現しています。自分の魅せ方を知っている選手ですね。


慌ただしさもあった富山アウェイ観戦でしたが、非常に楽しめた1日、小矢部の卵も当たったしね(笑)

2016年3月22日火曜日

富山@富山県総合20160320

TKbjリーグ2015-16シーズン 2016.03.20 富山グラウジーズ vs 新潟アルビレックスBB のゲームを富山県総合体育センターにて観戦。

春分の日と併せて3連休だったこともあり 今シーズン初のアウェイ観戦。


前日のFM PORT アルビフリークのコーナーで、パプ・ムール選手が古傷の膝、あわせて肘も故障しているという話を聞いて、少々心配。また、初戦を 81-71 で落としたこともあり、何としても勝ちたいと想いを込めての富山入り。


富山 72 - 59 新潟


1Q 優樹のドライブが決まり新潟が先制。富山は、インサイドのクルーズやウィラードがポイントを決めていく。新潟は、富山のディフェンスの上手さから24秒オーバータイムを取られるも、リードのスリー・ミドル、公威のスティールから優樹のシュート、優樹からアーノルドへのパス・シュートが決まりリード。富山がここでタイムアウトを取るもペースは、新潟。公威のフリーからのスリーポイント、続けてミドルシュートが決まる。新潟は富山に対し、城宝に優樹。水戸には公威と厳しいディフェンスでプレッシャーを掛ける。富山は攻め手を封じられるも、終盤には城宝が個人技から連続ポイント&カウントをもらい13-18で新潟リードのまま終了。


2Q 富山・山崎、城宝のスリーで追い上げるも、新潟はアーノルドのミドル・池田の復帰後初のスリーで引き離す。・・・が、富山・田中大地のシュート&バスカンが決まり追い上げムードの中、新潟は池田→公威へのパスの際、ターンノーバー・・新潟は、すかさずタイムアウト!すると新潟ベンチから「なにやっとるかぁぁ」体育館中に中村HCの怒号と共に池田は胸ぐらをつかまれる・・・凛とした目で動じない池田(完全にミスだから、怒るのは無理はない)。ここで池田は加藤と交代。加藤は執拗に城宝に密着し高いディフェンス力を見せる。新潟は、リードのミドルや公威のFTでポイントを重ねるも、ウィラードのミドルや山崎のスリーで追い上げられる。オフィシャルタイム明け、パプ・ムールを起用するもポイントは加算できず、富山はクルーズがテクニカルでベンチに下がるも好調の山崎や城宝の個人技、ヴァイニーのポストプレイなどでポイントを重ねる。新潟も終了間際に池田がフリーからスリーポイントシュートを決め、何とか38-38の同点で終了。


3Q 開始早々優樹がルーズボールに突っ込む、取れはしなかったももの気持ちのこもったプレイを見せる。しかしながら富山は慌てず城宝がスリーポイントを決める。その後も富山は早い展開に持ち込みシュートを放つ、ボールはリングに吸い込まれないまでもリバウンドは富山が死守し、新潟はなかなか攻撃することができない。またファールもかさみ、アーノルド、パプ・ムールと連続して犯してしまう、富山もクルーズが4つ目のファールをしてしまうが、持ちこたえる。新潟は、そんなこんなで開始4分過ぎまでノーポイント。その後、富山・水戸、新潟・公威とそれぞれポイントをあげる。ここで富山リードしたこともあり城宝を下げ、田中健介が入る。新潟はアーノルドがファールをもらいFTを決めるが、富山はヴァイニーのポストプレイでポイントを重ね、なおもウィラードが決めてリードを広げる。新潟は、調子の上がらないアーノルドを下げて池田を入れるもターンノーバーなどのミスが重なり 47-54で終了。


4Q 富山・田中健介のスリー、公威のオフェンスファール、アーノルド、富山・田中大地のダブルファール、城宝のスリー、新潟のターンノーバー、ウィラードのゴール下&バスカン・・・・・流れは完全に富山ペース。加藤がスリーポイントを決めるもオフィシャルタイムアウトで流れは続かず、タイムアウト明けようやく体制を崩しながらもアーノルドが決めるも城宝が時間を使いゲームをコントロールし始める。山崎のスリー、城宝のドライブで勢いを加速させる。新潟も当たりの出始めたアーノルドや優樹がミドルシュートを決めるも、差は縮まらず富山大量リードのままゲーム終了。



前日に29ポイントあげたアーノルドが完全に田中大地に抑えられていた。またシュートを放ってもことごとくリングにはじかれる・・それでもバスケセンスを発揮してかろうじてシュートファールをもらっている状態。4Q終盤に入りシュートが入るようになったものの結果的に遅かった。またリードも同じくミドルやスリーポイントラインでのシュートが外れ、両外国人選手の不調が目立った試合でもありました。それにパプ・ムールの負傷で2人にかかる負担というのも今まで以上に大きかったことも不調につながった理由かもしれません。公威もそうですが、ほぼフル出場。。。しかも、仙台・福島・秋田・富山とつづいた上位チームとの連戦、前節は秋田との死闘。福島を除いてはすべてその時の首位チーム・・・・・はっきりいって相当の疲れがでているものと思いますね。そんな中でも、城宝をしっかりと抑えた(終盤やられたが・・)佐藤優樹や加藤竜太にはよくやったと賛美を贈りたいですし、復帰後初のシュートを決めた池田雄一の活躍はこれからの明るい材料だと言えますね。

チームとしては、富山・山崎選手が好調だったこともあるんですが、試合巧者の城宝匡史がベンチに下がった3Qにリードを縮めることができなかったこと。富山は、決めるべき選手がきちんとポイントをあげていた点ですね。新潟は何もらしさをパフォーマンスすることもできずにゲーム終了してしまった感じがあります。



試合終了後の中村和雄HCのコメント「・・・富山とはできたら、一発勝負で有明でやりたいです。」はたして、このコメントはどういう意味を持っているのか?




2016年3月16日水曜日

秋田戦・・・・・etc

TKbjリーグ2015-16シーズン 新潟アルビレックスBB ホームアオーレ長岡に 秋田ノーザンハピネッツを迎えたゲーム。

ゲームも含め、感じたことなど・・・・


ブースター

私が入場したのは、帝京長岡と能代工 がエキシビジョンマッチを行っているときでしたが、すでに秋田ベンチ裏にはハピネッツブースターと思われる方々が大勢いらっしゃいました。また選手入場時やベンチからの交代する場合などのコールはよく浸透していると感じますね。あのアウェイの場合は自然と一体感がでるものですが、それにしても両日のベンチ裏だけでもあれほどなのですから、ホームだったら対戦相手はほんと嫌だなぁと感じますね。正直なところ、昨シーズンやその前のシーズンでの有明・ファイナルでのハプネッツブースターには多少なりともイラっとしたけど今じゃ関心するぐらいです。



それとチームとブースターとの関係といいますか、今の新潟を象徴するような出来事が見えたのでちょっと書きたいと思います。入場時、秋田・長谷川HCのコール時は、元新潟に在籍していた方ということもあって、両チームブースターから拍手が湧き起っていましたが・・・中村和雄HCに関しては、圧倒的に秋田ブースターからの拍手が多かった。。この辺が今シーズン、チームとフロント・ブースターが一体となっていない象徴的なシーン。それに一体感がないというのは、スタンドを見れば一目瞭然。フロアー席やベンチ裏で声援を送るべき人が、オレンジを着なかったり着ても現デザインは一切なかったり、オフェンス・ディフェンスコールもしなかったり・・・・・。そんなに嫌いなんかなぁ~??

勝つことで正当化するわけではないけど・・・個人的にはHC就任当初と今では随分中村HCへの感情も変わってきましたね。

もっとも新潟は、発足からチームに在籍したものがHCを歴任してきたこともあって、よそ様がいきなり来て明日からHCです。しかも、ず~と相手チームの監督だった人しね。(前シーズン中からある一部には、HC交代の話が廻っていたようなんですが・・・)。面白くないのは解るけど・・・・だったら来なきゃいいんじゃないの?って風にも正直思っちゃう。折角高い金払ってチケット買って見に来てるんだから、応援すればいいんじゃないの?って思っちゃいます。




田口成浩

田口は、思っていた以上にすごかったね。過去、新潟ホームでプレイことも有明の場面で見たこともあるけど、今までのどの試合よりも今回はすごいと感じた。正直、オフェンス8、ディフェンス2ぐらいで、メインはスリーポイントシュートだけだろうと思っていた点があっただけに・・・執拗なデイェンスには感銘を受けたし、持ち味のシュート力はすごいと思った。フリーで打つ時はもちろんだけどディフェンスから圧力を受けたうえでの不安定な体勢からでもシュートを決めてくる。中村和雄HCが田口を「日本代表を救う男になる」と称したようですが・・・あながち間違ってはいない言葉だよなぁって感じましたね。




新潟アルビレックスBC




12日の土曜日、ハーフタイムに挨拶するために登場してきたのは、新潟アルビレックスBC(ベースボールクラブ)。ハッキリ言うと最近は見に行っていなかったので全然選手もわからない・・・しかも新シーズンはメンバーも大幅に変わるらしく、コーチにも新任で元オリックスの大石大二郎氏が就任するとこのこと、高津・内藤を始めとしてピッチャー出身監督が歴代多く、どちらかといえばいかに相手打者を抑えて勝利するか?にポイントを当ててきたようにも感じますので、今回の就任は非常に楽しみに感じますね。しっかり守ってしっかり勝つというも良いですが、打って走って勝つっていうのもダイナミックな野球のひとつ、新チームがどんなゲームをするのかも楽しみです。機会をつくって球場に行って観戦してみようと思います。



PG

加藤・本間・武井・木村のPGカルテットは前節出場機会に恵まれませんでした。強豪秋田に通用するのか?っていうのも一つのポイントだったと思うのですが、パプを入れての外国人3人体制、池田の復帰、公威のPG起用・・・正直割り込む隙がなかったというのが現実かもしれません。しかも初日の優樹のPG起用がズバリ当たったことで、完全になくなった感がありました。結果として出場はなかったですが、これから必ず出場機会に恵まれるはずです、腐らずに頑張ってほしいですね。

2016年3月14日月曜日

秋田@アオーレ20160313

TKbjリーグ2015-16シーズン 新潟アルビレックスBB ホーム アオーレ長岡に秋田ノーザンハピネッツを迎えての連戦。二戦目の日曜日。


新潟 81 - 70 秋田


膝の負傷が悪化したのか、パプ・ムールが脚を引きずっているのが気にかかる。(捻挫の様子)


1Q ジャンプボールがゴールエンドに大きくはね公威がキープできないまでも観客席上段まで駆け上がり会場が沸く、秋田は高さを生かしインサイド・モリソン中心に攻め込む、竹野がドライブからバスカンをもらい前日同様秋田リードで試合は進む。また前日後半の勢いそのままにロビーが竹野同様ドライブを仕掛けバスカンになり新潟は序盤からファールが嵩む。新潟は、前日のMVPアーノルド、リードが安定しておりシュートを決め追いすがる。新潟・公威、秋田・大塚とスリーを決めた後、新潟・公威のミドル、小松のスリーで追い着く。その後も田口・アーノルドと決め一進一退の攻防は続く。そんな中、膝の様子も気になるパプ・ムールが1Qで早くも2つ目のファール、仲西と交代。。新潟・リードがミドル・スリーを決めるも、秋田がディフェンスでプレスを掛けてくる。・・が、新潟は落ち着いて対応、また最後はアーノルドの絶妙なパスを公威が決めて1Q終了。


2Q 秋田は竹野がゲームをコントロール。スリーを自ら放ったり、モリソンへのパス&得点で秋田が追い上げ逆転。新潟はシュートを放つもリングに嫌われる、リズムが悪く得点につながらないと感じると前日の功労者・優樹を投入、優樹のシュートで逆転するも田口が決め返し、またも逆転とお互い相譲らない中、新潟の公威、リードが決める。その後アーノルドがスリーポイントシュートを連続で決め、新潟が7点リード、前半終了。


3Q 新潟はアーノルドにボールを集める、その期待に応えスリー・ミドルと決める。また流れに乗るように公威もスリーを決める。秋田・モリソン、新潟・アーノルドとスコアを取り合う中、秋田が攻めたて田口・水町と決める中、新潟はターンノーバーも重なり55-52と3点差まで詰め寄られる、その後も秋田は、ターナーなどがゴール下で粘りポイントをあげ一気に逆転。なかなかペースを掴めない新潟だが、リードがミドル、ドライブからバスカンをもらい追いつく・・・・が、秋田がゴール下を占拠し同点のまま3Qを終えるかと思われたが、秋田のシュートミスから公威がブザービーターを決めて新潟2点リードのまま最終Qへ。


4Q 秋田・田口、新潟・小松、そして竹野がスリーを決めて一進一退の攻防が続く、そんな中リードがゴール下の攻防の際、足を捻挫してしまう。痛めた足を気にしながらもフリースローをキッチリ2本決め勝負強さを発揮。その後、公威がスティールからスリーポイントシュートを決め、流れを手繰り寄せる。新潟は、その後もリードのスリー、アーノルドのフリースローと着実にポイントを重ねるが、秋田も最後の粘りを見せる。田口のシュートやロビーがアリュープを決め反撃を試みるも、大塚?のシュートをリードがブロックショット、こぼれ球をアーノルドが拾い最後は公威が決めて、ここでほぼ勝負あり・・・・残り52秒から秋田はファールゲームに突入するも、新潟・リード、アーノルドらが決めて新潟が連勝!!




この日MVPに輝いた ライアン・リード。ゴール下での接触プレイでどうやら足を捻挫した様子。新潟は、リード、パプ・ムール、公威は、開幕からほぼフル出場、小松にしても長い時間プレイして疲労も蓄積していることと思います。満身創痍のそんな彼らですが、残り2ケ月。最後に笑う為にも頑張ってほしいですね。

また、公威に至ってはあの迷いのないシュートは敵も味方も震撼させます。まさに覚醒したと思わせるプレイの連続でした。


そして、中村HCが試合終了後のインタビューで語っていたのは、池田雄一。その中村HCを睨みつけるほどの真剣な眼差しでコメントを見て聞いていたのが印象的。今節秋田戦で復帰したわけですが、シュートは決まらなかったもののディフェンスで良い動きを見せてくれました、練習では得ることのできない実践ならではの試合勘が少しずつでも戻ればよいと思う。それに何と言っても彼は存在が重要な選手。スターターに名を連ねることで対戦相手にプレッシャーを与えることの出来る数少ない選手だと思います。シーズン終盤の活躍に大きな期待を寄せる選手の一人です。

秋田@アオーレ20160312

TKbjリーグ2015-16シーズン 新潟アルビレックスBB ホーム アオーレ長岡に秋田ノーザンハピネッツを迎えての連戦。まずは、初日の土曜日。


新潟 79 - 71 秋田


ウォーミングアップの状態で、池田が皆と一緒にアップしている状態を見て足の怪我も快復に向かっているようだと感じひと安心していると スターターに名を連ねている。驚きと嬉しさのサプライズから始まった秋田戦。


1Q スタートポイントは、田口のスリー!新潟ターンノーバーから竹野が決める。新潟はすかさずタイムアウト。開始から激しいディフェンスを見せる秋田に新潟は百戦錬磨のアーノルドを始めとしてチーム全体が慌てている感じのするスタート。アイムアウト後新潟もディフェンスから立て直し、田口には公威、竹野には小松。小松に至っては10センチ低い竹野よりぐーと腰を降ろし抜かせない決して抜かせない気迫を終始見せてくれました。その小松のファーストシュートのスリーが決まってから徐々に新潟ペース、アーノルドやリードがポイントをあげ10点リード。













観にくい画像ですみません・・実際はもっと腰を落としてディフェンスしてました(汗)



2Q 新潟は公威、秋田は竹野とそれぞれが決め一進一退の攻防が続くも、秋田ターナーのゴール下、新潟ターンノーバー、リバウンドからのダンクで秋田が勢いをつける。秋田のリバウンド力で少々慌てたように感じた新潟も、公威スリー、リードのミドルで突き放し11点リードのまま後半へ。


3Q 開始早々リードがテクニカルを受ける、秋田がモリソンを中心にゴール下を攻める、新潟はターンノーバーが続きチームの雰囲気が悪くなったところですかさずタイムアウト。タイムアウト明け、秋田シュートミスからの速攻を小松が確実にスリーを決める。その後リードがファール4つでベンチに下がるものの変わって入った仲西がいいパイプ役を見せる。秋田は、田口が体制を崩しながらもシュートを決める。またロビーもエンジンがかかったかのようにミドルシュートやドライブを見せスコアを稼ぐ。対する新潟は、アーノルドのマッチアップが菅澤に変わったこともありスコアを量産。


4Q 公威のスリー、仲西のミドルとアウトサイドから攻撃を見せる。秋田は、ロビーを攻撃の要にしゲームを組み立て、ゴール下ではターナーがダンクを見せる。また田口も抑えられていた鬱憤を晴らすかのように決め68-62と6点差まで詰め寄るも、オフィシャルタイム明けから新潟はアーノルドにボールを集め、自らスリーを決めたり、ゴール下パプへの抜群のパスを見せアシストを決める。またリード・小松もシュートを決め、新潟がリードを広げ勝利!



前節福島に連敗し多少心配の残る中で、強敵ホームで秋田との初戦を勝利し、ホッとしたというのが正直なところ、池田復帰という明るい材料がそろった中で、これまでも良い働きを見せていた佐藤優樹が今節はPGとして登場!公威への指示をするためのパイプ役なんだろうけど、チームを早いゲーム展開に持ち込み、気持ちのこもったディフェンスを見せ、シュートを決める。チームが彼によって引っ張られる時間帯が非常にプラスに働きました。また試合終了後の中村HCと共に行ったディフェンスのパフォーマンスも良かったよね。彼ひとりがやるんではなくて中村HCと共にやったのが、認められてるって印象を受けた。また、リードもしくは、パプ・ムールの代わりとして出場した仲西翔自。以前は多少なりともプレイに迷いが感じられたようにも見えましたが、ここの所は迷いも見れず十分な働きをみせてくれたように思いましたね。


それにしても、今節も見せてくれたのは、ウェイン・アーノルド。田口に激しくマークされて思い通りのプレイが出来ていなかったのはしかたがないにしても、要所々で決めてくるスリーは圧巻だったし、他選手に対してのアシストパスもズバリと決めるところは、天性のバスケセンスの持ち主というのを見せてくれます。






2016年3月11日金曜日

秋田戦

いよいよ明日からの秋田との2連戦が、明日・明後日とアオーレ長岡で行われます。

昨年のアウェー戦では、結果的に負けるべくして負けたゲームでしたが・・今節はどうでしょう?


新潟で不安材料となるのは、やはりポイントガードですね。加藤・本間・武井・木村のPGカルテットが、どれくらい落ち着いてプレーできるか?でしょうね。

シューターでいえば、公威・小松の一本目のシュートっていうのがポイントかなぁって思ってます。一本目を決めて気持ち良くゲームに入ってほしいというのがありますね。



秋田で注意が必要なのは、やはり田口・大塚のシューターに加え、オールラウンドのリチャード・ロビーは、要注意人物。それに怪我から復帰した竹野や高橋憲一も・・・・・乗せると怖い田口には、個人的には公威や優樹をマンツーで付けて、ロビーにはアーノルドがつくことになるのかなぁ。中村HCのことだから、オンザスリーは確実だし、ゾーンディフェンスを変形させたアルビディフェンス?がどこまで通用するかというのも見物です。っていうか?機能してもらわないと困るんだけどもね。

それにある意味尊敬の念を抱かせる クレイジーピンクことハッピネッツブースター!今回は新潟のホームとはいえ、沢山のブースターの皆様がアオーレに訪れることでしょう!!結構脅威だし、イメージがついてますからねぇ~新潟の選手が変にプレッシャーにならなければ良いと思います。




仙台戦から始まった 上位チームとの連戦。 仙台2勝  福島2敗 と今のところイーブンの成績。この秋田戦で勢いをつけて、その勢いを是が非でも富山戦につなげて欲しいところです。その為にもまず明日の初戦、勝たなければなりません。