2016年4月26日火曜日

岩手@東総合20160424

TKbj2015-16 新潟アルビレックスBB ホーム新潟市東総合スポーツセンターに岩手ビックブルズを迎えた今シーズン公式戦最終戦。

前日、厳しいディフェンスを受けながらもウェイン・アーノルドやライアン・リード・佐藤優樹らがキッチリと自らの仕事をし勝利をつかみ取った新潟。対する岩手は、前日の怪我で出場選手が限られた中での一戦。


1Q パプ・ムールがポストプレイからゴール、また優樹のミドルとポイントを重ねる。岩手もクウソーがゴール下、早い動きから藤江がドライブを決めてくる。また前日から高確率のスリーを決めてきていたサンダースがミドル・スリーと決めて岩手がリードする。新潟はリードのミドルで応戦するも、岩手・藤江のミドルやゴール下で、10-18とリードを許す。


2Q 岩手がスタートから好調。寒竹のスリー、高田のゴール下、千葉のスリー、石川のスリーなどと新潟のシュートがリングに嫌われている間に次から次へ決めてくる。新潟は、リードのドライブが決まりようやく加点、実に開始から4分58秒間ノーゴール。新潟は小松を投入し流れを変えようとするがフリースロー2本とも外し流れは掴めず、アーノルドも岩手ターンノーバーのボールをドリブルで自軍コートに持ち込むものの身体を相手選手に預けたままのプレイでオフェンスファールを取られる。その後も流れは岩手。好調サンダースがシュートを決め続け、新潟はかろうじて終了間際にアーノルドがスリーを決めて、21-42の大量リードを許す。


3Q 反撃の狼煙をあげたい新潟はリードがシュートを放つもエアーボール・・。岩手は、サンダース。新潟はアーノルド・小松とスリーを決め少しずつではあるが新潟ペースに感じられたが、岩手・藤江や石川の早い攻撃で新潟ゴールに攻めてくる。新潟は、アーノルドの個人技や公威のミドルなどで反撃するものの岩手は永田や石川がスリーを決めて追い上げを許さない。それでも優樹のスリーやリードのレイアップが決まり、47-62と追い上げ、最終クォーターへと期待を寄せる。


4Q 寒竹の早い動きからゴール下が決まる。リードもポイントを返すものの永田のスリーやクウソーのゴール下が決まり思うように点差が縮まらない。新潟はリード・アーノールドの連続スリーや小松のスリーポイントが決まり9点差まで追い上げるものの、あと一本が決まらずに勝利することはできず・・・敗戦。



怪我による出場できない選手がいる岩手は、8人という少ない人数でのゲーム。いつも以上の集中力でのプレイでしたね。中でも序盤から藤江選手はインサイドへ果敢にドライブを仕掛けてポイントを取り、永田や石川などがスリーを決めてきました。また代わりのいない外国人選手も身体を張ったプレイとサンダースのスリーでポイントを量産。さすがに4Qには疲れが見えましたが、恐るべきあの集中力でした。プレイオフファーストラウンドで雌雄を決しますが侮れない相手です。


対する新潟は、・・・・ダメダメでしたね。あいかわらず日本人選手は優樹を除いてはシュートは入らない。パプ・ムールもどこか集中力を欠いているようにも感じましたし、アーノルドに至っては厳しいディフェンスと審判との戦いで気持ちがゲームに入っていない・・・それでも、疲れの見え始めた岩手に対して4Qに追い上げを見せたところは見ごたえもあったし、粘り強さも見せてくれたと思います。ただ、残り30~20秒ぐらいで新潟が何本かスリーを打ってその度にリバウンドを取って、最後アーノルドからフリーで小松のスリーの場面は、決めなきゃ!って、思いましたね。あれが決まっていればまだわかんなかったようにも感じました。それでも新潟はプレイオフに向けて良い教訓になったのではないかと思いますね。この負けをプレイオフに生かしてほしい。

そして bjリーグラストイヤー!優勝で締めくくってほしいです。

2016年4月25日月曜日

岩手@東総合20160423

TKbjリーグ2015-16シーズン 新潟アルビレックスBB ホーム新潟市東総合スポーツセンターに岩手ビックブルズを迎えての最終節。

今シーズン、そしてbjリーグとして公式戦の最終節。今シーズンの最終順位、プレイオフを睨んだ大切な一戦。



1Q スタートから岩手はアーノルドにダブルチームでディフェンスをしかけてくる。新潟、岩手共にポイントが取れない中、優樹のミドルが決まり新潟が先制。岩手は、クウソーがゴール下、サンダースがミドルを決めてくる。新潟はリードが身体を張ってゴール下でポイントを取り、公威への鋭いパスを入れてゴールをアシスト。その後アーノルドがファールからのフリスローやミドルシュートを確実に決めらしさを発揮。対する岩手は、早い攻撃から石川がシュートを決め、ハリスがフックシュートを決める。また終了間際には、石川がファールからのフリースローを決めて、13-14で岩手リード。

2Q アーノルドのスリーの連発でスタート。岩手はたまらずタイムアウト。ハリスがミドルシュートを決めるも、一度着火した新潟の猛攻は止まらない。アーノルドのミドル、リードのゴール下、優樹のフリーからのミドルシュートと次々と決まる。岩手は、24秒オーバータイムやターンノーバーが多く流れがつかめない・・・そんな中でもクウソーがゴール下を決める。またゲームの途中でパプ・ムールと小野寺が胸を突きあいお互いファールをもらう。新潟は、リードする中で木村や武井を投入するも、ペースを掴むまでにはいかない。終了間際には小野寺がスリーを決めて追い上げを見せるも35-23と新潟が大きくリードして前半終了。


3Q クウソーがゴール下を決めて後半スタート。アーノルド、リードがミドルシュートを決めて差を広げるも、岩手・藤江が速さを生かした攻めで連続してポイントをあげる。新潟は公威のスリー、岩手は石川のゴール下とそれぞれがポイント挙げるも、再びフォイッスルが鳴りゲームが止まる。岩手・小野寺がパプ・ムールとの接触プレイで負傷、担架でコート外へ運ばれることに・・・・意気消沈の岩手に対し新潟は優樹・リード・アーノルドのシュートが決まり再び猛攻を見せる、それでもクウソーのゴール下やサンダースの連続スリーが決まり53-43の10点差で最終クォーターへ。


4Q 追いつきたい岩手は積極的にゴールを狙ってくる。速さを武器に藤江が決めるも新潟・リードがミドルシュートを連続で決めて流れを渡さない。なおも新潟は、攻め小松がようやくスリーを決めてリードを広げる。岩手はサンダースのミドル、クウソーのダンクと追い上げるも結局リードは縮まることなく、最後新潟は、加藤・堀田を投入してリードしたまま勝利!



岩手は、小野寺・ハリスとつづけざまに負傷・・・厳しい選手事情ではありますが、それでも石川・藤江・サンダースと頑張りを見せ、結果的に翌日の試合につなげることとなります。。





大事な試合を勝ち取った新潟ですが、結果的に岩手の執拗なディフェンスにやられた感じはありました、それでもこの日MVPを受賞したアーノルドやリードも厳しいディフェンスを受けながらもポイントを挙げてくれたのは流石。また前半からMIP優樹や後半では仲西が上手くサポートしたのも良かったです。また厳しいディフェンスもあってポイントが思いどうりに上がらなかった新潟でしたが、原因のひとつは、やっぱり日本人選手ですね。後半に入って小松がスリーを決めてポイントを挙げましたが、多少の物足りなさも感じさせるゲームでした。まぁ勝ったからよかったですが・・。


2016年4月18日月曜日

群馬@ALSOKぐんまアリーナ20160417

TKbjリーグ2015-16シーズン 新潟アルビレックスBBは、群馬クレインサンダース ホームALSOKぐんまアリーナで対戦。17日の試合を観戦してきました。

新潟は、プレイオフ4位以内の確保。群馬はプレイオフ当確線の8位を目指してと両チーム負けられない対戦。また、新潟は、怪我の池田は今回のアウェイには帯同していません。遠征に連れて行くより怪我の治療が第一とのことでしょう。まずは賢明ですね。


群馬 86  90 新潟


1Q 群馬トーマス・ケネディのスリーポイントでスタート。群馬はスタートからあたりが強く新潟はターンノーバーから群馬・根東のレイアップを許す。その後新潟は、リードのミドルで追い上げを見せる。また攻撃も優樹のPGと合わず武井にチェンジ。新潟は公威が大勢を崩しながらもスリーを決める。群馬もセントジョンが放ったシュートをこぼれはするもののワラがきっちりとリバウンドからのシュートを決め、リカバリーする。新潟は武井がターンノーバーで本間とチェンジ、またパプ・ムールが続けざまにファールを犯しファール3でベンチに下がる。PGが本間に代わりリズムが合った新潟はアーノルドのスリー、リードのドライブで追い上げる。対する群馬はTKだけじゃないとばかりに種市がドライブやスリーポイントを決め存在感を見せるものの新潟・公威のブザービーターが決まり、25-26で新潟リードまま終了。


2Q 新潟・アーノルドが地力を発揮。スリー、ミドル、ドライブ、ファールからのフリースローとポイントをあげる。またアーノルドに引っ張られるかのように新潟の選手が良くなる。本間はラインを切れるもののルーズボールに飛び執念のプレーを見せ、クォーター後半にはスリーを決める。またパプ・ムールの代わりにコートにいる仲西もミドルシュートを決め流れを切らすことはない。新潟は1Qに攻めを見せたTKを抑え36-47とリードを広げたまま後半戦へ突入。


3Q 群馬は根東がドライブを決めるもののセントジョン・ワラとファールが続きペースを掴めない。新潟はファールでベンチに戻っていたパプ・ムールがコートに戻る。オフェンスリバウンドからのシュートを決めて存在価値を見せつける。群馬もセントジョンがドライブ、ミドル。ワラもスリーを決める。新潟はリードにボールを集めるも連続してファールを受ける。しっかりとフリースローを決めるリードではあるがフラストレーションが溜まっているのは明らか・・。また途中からコートに入った本間がゲームコントロールやパプ・ムールに抜群のアシストパスを見せ本領発揮。公威やアーノルドもスリーを決める。対する群馬もTKのドライブ、ワラのゴール下、TK→セントジョン、根東→種市とのアシストを見せ追いすがるものの終了間際にパプ・ムールがゴール下を決め61-74で新潟大量リード。


4Q 大幅リードのまま新潟の勝利かと思われたゲームもプレイオフを掛けたゲームに負けられないホーム群馬。開始早々本間がスリーを見せるものの群馬は退かない。ワラのゴール下、TKの走りこんでのダンクで応戦。新潟はリードのスリーで応戦するもののワラがリードのファールを誘いキッチリとフリースローを決め、TKのドライブへと攻撃をつなげる。・・・・が、ここでゲームが止まる。新潟・リードと群馬・菅原との接触プレイからセントジョンを巻き込んでのプレイでしばらくの間ゲームが中断。両チームブースターから怒声が喚かれる中。結果、新潟・リードはテクニカルファール2で即退場、群馬は菅原・セントジョンのテクニカルファール1。ゲームは退場者がでて騒然とする中で再開。ここからさらなる強さをTKとワラが発揮する。ミドルを決めゴール下にドライブで攻め込む、ゴールは決まらないまでもファールをもらいキッチリとフリースローを決める。守ってもハミルトンが抜群のリバウンド力を見せボールを死守。新潟は本間がシュートを決めるもののポイントゲッター・アーノルドがダブルチームで抑えられポイントを挙げることができない。残り2分を切ったところで両チームタイムアウトからの攻撃、いつのまにかポイントも2点差に詰め寄れた場面残り57、新潟はアーノルドにボールを持たせディフェンスが寄ってきたところで仲西にパス。フリーになった仲西はきれいな弧を描いた値千金のスリーポイントを決め勝負を決めた。その後はファールゲームに入り群馬がハミルトンのゴール下やワラのスリーで追い上げるも新潟がフリースローを決めて、厳しいゲームをものにした。





勝負の決め手は、やはり4Qですね。TKやワラの怒涛の攻めに耐え、リードを欠いた中でも本間が声を出しゲームコントロール、中村和雄HCの書いた図案をしっかりと完成させて見せたチーム。アーノルドと仲西は特に素晴らしかったです。それに本間もコート全体に目を向けてプレイできるようになってきて、その中で自分で打てる時は積極的に打ちにいく姿は、非常に良いと思いましたね。これからが楽しみです。