21日 新潟 83 - 69 名古屋D
22日 新潟 74 - 85 名古屋D
21日 新潟 外国人オンザコート 2-1-1-2 に対し 名古屋D 1-2-1-2 。
本来優位に立たなければいけない1Q。五十嵐選手がシュートを放ち外れたところをチャップマンが決めてスタートポイントを挙げたものの全体的にしっくりこない。対する名古屋Dもシュートは決まらないものの笹山、張本らが決めてリードする。新潟としては1Qでリード出来なかったのが痛かったのだが、そこを切り替えて臨んだのが五十嵐選手。スリーポイントにターンノーバーを誘っての速攻。ペイントエリアからのシュートとスパーク。また終了間際には狙っていたというスリーポイントをブザービーターで決めて10点差をつけて前半を終える。
後半に入り、五十嵐選手からのアシストで公威選手のスリーが決まる。ここから公威劇場のスタート。ガードナーにダブルチームでディフェンスが偏ったところに五十嵐→公威とボールが巡り、シュートが決まる。このクォーターでも10点差を付け、20点差で最終Qを迎える。4Qに入っても公威はぶれず、プラスガードナー、チャップマンがいるわけだから完全に新潟ペース。しかしながら簡単には終わらないのが名古屋D、笹山がスリーポイントを4本連続で決めて意地を見せる・・・・が、新潟の勢いは止まらず、ゲーム残り3分半ところで優樹をそして遼太郎、八幡と控の選手を投入する余裕を見せ、またラストには八幡の今シーズン初得点も決まり勝利!
西地区2位でもあるチーム。強いという固定観念が非常に強く。ハッキリ言ってマイナス思考でのゲーム開始ではありましたが、ゲーム開始直後から 五十嵐圭選手がスパーク、またナゴヤDの守備が偏りがちなところを突いて、公威がスリーポイントを決めまくった。また、公威に隠れてはいるが天翼も2Qでポイントを挙げ、調子の良さを伺わせる。正直、4Q開始時点で20点差ついてはいたものの安心してみていられたのは、残り時間わずかな時間帯から・・・初日終わった時点では、シュートがあまりにも入らな過ぎて名古屋Dの怖さっていうのはあまり感じられなかった。
22日 外国人オンザコートは、前日と同様。
五十嵐選手のレイアップが決まり先制。名古屋D、前日は抑えられていたJB(ジャスティン・バーレル)がシュートを決める、続けざまに中東がスリーを決める。また新潟はガードナーの連続ポイントを決めるものの、名古屋DはJBがダンクと勢いをつけ、張本・中東らが続き名古屋Dリード。2Qに入っても名古Dのシュートは落ちない。特例君?(古いネ)の石崎やティルマン、前日から好調の笹山がポイントを稼ぐ、対する新潟は、バン・トリースがインサイドで奮闘するもターンノーバーが目立ちポイントできず、それでも天翼がドライブやスリーを決めて追いすがるものの17点差と大量ビハインドで前半終了。
後半に入り、チャップマンが決めまくる。また、天翼のインサイド、圭のジャンプショットも決まり始め一気に押せ押せの雰囲気!対する名古屋Dは、石崎ら日本人選手が決めて大きく崩れはしない・・が、17点あったポイント差は5点まで縮める。最終Q、新潟はガードナーがインサイドをアタックし早々にポイントをあげ追い上げのムードを創るもののシュートが決まらない・・・またターンノーバーが続きペースを掴めない。対する名古屋Dもミスが続くもののティルマンがスリーを決めて、思うように点差が縮まらない。それでも徐々に新潟がガードナー&チャップマンのシュートで追い上げる。競った試合も残り時間1分の所で、ガードナーからシュートファールをもらったJBが、何を思ったか再びシュートに行く、それを条件反射?でガードナーが叩いた・・・・倒れこむJBの横に立ち尽くすガードナーにアンスポがコール!その後大ブーイングの中ビデオ判定まで持ち込まれるものの判定は覆らず、JBのフリースロー4投が決まりほぼ試合は決定。その後ティルマンのスリー、ガードナーのゴール下が決まるも波乱なく試合終了。
何ともスッキリとしない後味の悪い試合。家に帰ってスカパーの録画したものを見るとファールを吹かれたのはガードナーは解った様子で審判を見ている。その後何を思ったか?、それともフォイッスルが聞こえなかったのか?再びジャンプシュートにいったJB。それをおそらくガードナーが条件反射で叩いてしまったんでしょうね。結果、ガードナーのファール+アンスポが下された。大ブーイングの中、新潟の抗議を受けた審判は、ビデオ判定を要求し何もコールなしで判定に間違いなしとのことでプレイを再開させた。ココが不味いよね。大型スクリーンに映し出せとまでは言いませんが、ジャッジを下した審判が両チーム及び会場にキチンと説明すべき事だと思います。まぁ個人的には、ガードナーの一方的なアンスポではなく、JBとのダブルファールじゃなかったかと思いましたけどね。
そもそも2日間通じて、笛の定まらない試合であった。ジャッジは両チームともお互い様の所があるからあんまりしつこくは言いたくないんだけど、獲るべきファールを見逃したり、スルーすべき所を獲ったり、あれトラベリング?っていうのもあったし・・・今朝の新潟日報によると昨日は大河チェアマンも視察に来ていた様子。いったい彼の眼には昨日の一連のジャッジはどのように映ったのか聞いてみたいですね。
2日間通してですが、日本人選手の活躍がほんと評価されますね。魔の2Q&3Qと比喩されていたシーズン当初に比べると大分安定してきました。しかしながら、畠山やバン・トリースが足の故障をしていたようですし、昨日も4Q途中から公威が足を気にしだし、試合終了後には片足を上げて退場していましたから、非常に気になるところ、また偏る出場時間に伴う選手の疲労、特に五十嵐選手や佐藤公威選手などフルに近い状態で出場している選手などは気になる所です。
次節は、琉球ゴールデンキングス。今節、アウェイで富山に連敗しているだけに次節はホームで何が何でも勝ちに来ると思われます。今シーズンはどこか勢いに乗っていないイメージがありますが油断は禁物。独特のリズムに乗せた早いバスケは脅威。気候のまったく違う地域でのげーむということで体調管理が大変だとおもいますが、キッチリ2つ勝って新潟に帰ってきてほしいです。