そんな彼が、プレイオフ沖縄戦で見せたブザービーター、存在感をこれでもかと見せてくれました。
だからこそファイナルの試合は、浜松をというよりかはナイルマーリーを応援していたといった方が良かったかもしれません。
今回のファイナルを見た感じでは、206cmの太田がいることによりマーリーをPGというより、コンボガードとしてうまく活用しているようにも感じました。4Qで見せたゲームメイクをしつつ自らシュートを放ちポイントを取る、まさに有能なゲイムメイカーでありスコアラーそのものでした。
bjリーグ内での所属とチーム成績を見てみると・・・
2006-2007 富山 7位に終わる
2008-2009 大阪 有明 ウエスタンファイナルで沖縄・琉球ゴールデンキングスに敗れる
2009-2010 大阪 有明 ファイナルで浜松東三河フェニックスに敗れる
2010-2011 福岡 プレイオフに進むも大阪エヴェッサに敗れる
2011-2012 新潟 プレイオフに進むも浜松東三河フェニックスに敗れる
2012-2013 新潟 有明 イースタンファイナルで横浜ビー・コルセアーズに敗れる
2013-2014 新潟 プレイオフに進むも富山グラウジーズに敗れる
2014-2015 浜松 有明 秋田ノーザンハッピネツを破り優勝 そしてMVPに輝く
bjリーグ在籍年数は実に8年を数える、大学卒業後に富山に入団ということですからキャリアのほどんどをbjリーグでプレイしていることになりますね。新潟でいえば在籍時にはポイントガードからフォワードまでこなし攻守ともにエース。チームからもブースターからも高い支持を得ていた選手、だからこそ今シーズン新潟を去ることとなった時には、退団を惜しむ声を非常に沢山聞いたように思います。そんなマーリー、個人成績アシスト数など好成績を納めながらもいざチームの優勝となると今まで恵まれていませんでした。
そして今回の有明でのファイナル!前半の不調がどこへいったかのような4Qの12連続得点はお見事。悲願のbjリーグ制覇、そしてMVPに本当に大きな拍手を送りたいですね。
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