2016年10月24日月曜日

B1中地区 一巡。

今シーズンシュートを放っても、何かいまひとつ抜け出せていない印象が強かった池田雄一選手が、横浜ビーコルセアーズ戦(10/22)で7ポイントをあげた。

公威は、日立戦でアイラを抜きポイントを挙げ旧NBLチームに勝つことで大きな自信を得。

天翼は、三遠戦で二桁ポイントをあげ、横浜戦でマッチアップしたパプを抜いて外角だけでなく速さを見せつける。

優樹は、粘り強いディフェンスとボールへの執着心を見せ存在感を発揮。

そして、昨シーズンとは大きく違うのは、PGとして 五十嵐圭 畠山俊樹 という確固たる選手がいることでしょう。しっかりとゲームを組み立て、アシストを決め、時にポイントを重ねる。この存在感は大きいですね。

そして、外国人には今シーズンの得点ランキング上位に位置する クイント・チャップマンとダバンテ・ガードナーがいる。そしてもう一人 ステーブン・バン・トリース。まだまだ安易なミスが出るときはあるものの堅守でリバウンドを取りチームを締める。


9月末に開幕して 第五節で中地区をひと通り対戦、戦績は5勝5敗。川崎には大きく力の差を見せつけられた感もあったが、その他の4チームに対しては充分に互角に戦えている。今週末の上越・富山戦からは、ホーム&アウェイを入れ替えての中地区戦。当然一筋縄ではいなないゲームが続くこととなるでしょうが、相手のチーム分析を再び行いコミュニケーションを図り、勝利に結びつけてほしいですね。

ただ心配なのは、疲労と怪我ですね・・・日本人ビッグマンが少ないことでマッチアップするにしても大きな負担がかかっていると思いますから、ほんと注意してほしいですね。

2016年10月4日火曜日

渋谷@アオーレ20161002

B-LEAGUE 2016-17シーズン 新潟アルビレックスBB サンロッカーズ渋谷をホームに迎えホーム第二戦。


 新潟  76 - 66  渋谷


前日ほどではないものの 4800人を超える観客の見守る中 ティップオフ!



外国人は、 新潟は前日同様 2-1-1-2  渋谷も新潟に合わせるかのように 2-1-1-2

ガードナーのポイントで先制した新潟は、天翼がファールを取られるもジャンプショットを決める。その後も五十嵐やチャップマンのシュートが決まりいい流れを作る。また開始直後から良い動きを見せていた公威がスティールを決めガードナーのシュートを呼び込む。渋谷もグインやアイラが決めるものの新潟優位のまま1Q終了。2Qに入り開始早々公威がスリーを決める、渋谷も日本人ビッグマン満原が決まるも流れは、新潟。4分が過ぎたところで、五十嵐に代わり本間遼太郎が出場。ターンオーバーを見せるなど多少緊張も見られたが、スティーブンにアシストパスを決めるなどして持ち味を見せる。

後半に入り、再び五十嵐がコートイン!渋谷は、グインのカウントやベンドラメのシュートでポイントを稼ぐ、新潟はチャップマンのシュート等が決まるものの、渋谷が猛攻をかけ清水太志郎のスリーが決まり逆転される。逆転した渋谷はベントラメや満原のシュートで引き離すものの、新潟は五十嵐の起死回生のスリーポイントシュート2連発で、1点差に詰め寄る。会場の雰囲気は一気に追い上げムード。最終Q、天翼のスリーが決まり新潟が逆転!ガーデナーがカウントをもらい吠える!渋谷はグインがシュートを決めるも単発に終わる。逆に新潟は、チャップマン・五十嵐・ガーデナーとファールからのフリースローを決め点差を広げる。その後も五十嵐のパスからのダンクをチャップマンが決める。渋谷はアイラが何とかポイントを挙げるもののファールゲームに持ち込む、最後はファールからのフリースローを五十嵐がキッチリと決めて新潟が待望のホーム初白星を飾る。


MVPは、クリントチャップマン。インサイド・アウトサイド共にポイントを挙げ24得点。前日の30得点し文句なしのMVP。




そして何と言っても、3Qの五十嵐のスリーポイント連発は、大きなポイント。あれで会場もチームも一気に追い上げムードになりましたからね。畠山がコートに出られない中、彼にかかる負担は必要以上に大きかったはずでしたが、見事に結果をだしてくれました。素晴らしい活躍でした。


前日は、どこか気負いが感じられた公威は、スタートからスリーやミドルを決める、また、前日はゴール下に走りつつもシュートにいかず出どころを探していた公威がアイルをかわしドライブを決める。迷いのない本来の動きが見えました。


それに2Qは、チームとしてほんと良く頑張ったと思いますね。あそこで踏ん張りきれなかったら3Qの追い上げはなかっただろうに、渋谷は点差が縮まってもいつでも引き離せるようなある意味余裕すら感じさせる雰囲気だったけど、最終Qで逆転した後はそういう感じは見て取れなかった、確実に焦りがでてましたね。


何はともあれこの1勝は大きいですね。どこかに抱えていた旧NBLブランドに対しての気負いというのが多少取れた勝利ではなかったでしょうか。

2016年10月3日月曜日

渋谷@アオーレ20161001

B-LEAGUE 2016-17シーズン 新潟アルビレックスBB サンロッカーズ渋谷をホームに迎えホーム開幕戦。


 新潟 72 - 76 渋谷


超満員5200超の観客の元、ティップオフ!



新潟は外国人 2-1-1-2  渋谷は 1-2-1-2でスタート。
渋谷がスタートポイントを挙げるも新潟も#13チャップマンがエンジン全開でアウトサイド、インサイドへのドライブを見せポイントを重ねる。渋谷も帰化選手#33アイラがスリーポントを決め一進一退が続く、2Qに入り外国人選手が一人しか使えない新潟は、スモールラインナップながらもスティーブンや#54ガードナーが気を吐きリバウンド、ゴール下と頑張りを見せる。また、#3PG畠山も小気味よい動きでスティールやドライブを決めて見せる。後半に入り、渋谷が徐々に点差を詰めてくる。また、スタートからいいリズムを作ってきた畠山が速攻からのシュートの際、ゴールポストに激突退場・・・・それでもガードナーや五十嵐がポイントを重ねる。公威もシュートが決まりだすものの新潟のディフェンスが緩くなった隙を見て逆転される、その後も新潟は粘り強く追い上げる。最後はファールゲームに持ち込み4ポイント差まで詰め寄るも、最後の一本が決まらずにゲーム終了。


スタートは何だか渋谷(日立)っていう NBLのブランドに惑わされるかのように公威絡みのターンノーバーが観られる。それでも移籍組の五十嵐・畠山。外国人選手のチャップマンやガードナーが頑張りを見せ、天翼もディフェンスに苦しみながらもディフェンスを惹きつけてアシストパスを見せる。後半に入り、互角に渡り合えることを確信してか堅さの取れた公威のシュートが決まり始める。しかしながら池田は、放つシュートことごとくリングに弾かれ決まらない。結果論から言えば畠山選手が退場した3Qもう少し頑張れたらまた結果が違ってきたようにも感じますが・・・結果論ですね。

それでも、渋谷と十分に戦える、勝つチャンスは絶対にあるということが11年ぶりのゲームで分かったことは、非常に大きい収穫だったと思います。



それにしても 渋谷のアイラはすごかった・・・・あそこまで入れられるとほんと手の付けようがないね。それに旧NBLのチーム全体に言えるのかもしれませんが、ディフェンスのプレッシャーがやはり激しい。また、ほとんどの選手が自分より大きい選手とのマッチアップになるわけでその辺の体力の消耗も感じてくるのかと心配でもあります。